改めて読み直したときの記録。
3つの美徳
- 謙虚
- ハングリー
- スマート(相手の感情を理解し、適切に反応する)
- 3つの中で謙虚さが最も優れた美徳であり聖書ではすべての罪の根源となる高慢の対極となる(あとがきより)
注意点
- メンバーにラベルを貼ってはいけない
- 構成要素をよく理解して理想のチームプレーヤーを特定したり、育てるために利用する
3つの美徳を向上させると?
- チームの5つの機能不全を乗り越えていくことができる
- 具体的には「あなたのチームは機能していますか?」参照
自分のつよみと弱みを理解することで、メンバー感の信頼が高まり、それによって衝突が可能になり責任感が生まれ、説明責任を持ち結果に関心を持つ可能性が高まる。
実践
- 採用
- 現在の社員の評価
- 1つか2つの美徳が欠けている社員の育成
- 組織カルチャーへの組み込み
この中でも特に、組織カルチャーへの組み込みの部分が再読した事でより明確になった。前回読んだときと立場が違っている事が大きい。
特に「チームワーク」を掲げるだけでなく、本当に必要と伝え進めていく覚悟を持つ事だ。
3つの美徳を持ったチームはシンプルだが、進められない理由がマネージャーが「気まずいと思うから」という事にも驚くと同時に、そうだろうな。とも思った。
マネージャーがこの挑戦に踏み出すや苦しみながら継続する事、つまりマネージャーが相手に何をすべきか指摘する責任を回避したら改善は起こらない。
その行動の上で、こららを実践していく事だ。
チームワークを求めるのであれば、リーダーは全員に伝えないといけない ・チームワークが重要であること ・謙虚さ、ハングリーさ、スマートさが重要であること 見逃さずに称える ・チームにささやかな貢献をした事を見逃さず称える ・自分がどんな行動を期待し、評価しているかを皆にしってもらうためである ・美徳が発揮された瞬間を見逃さず、模範例として称える 発見して対処する ・価値観に反する行動があったら、時間をとって本人にその行動が適切でない事を伝える ・程度がひどいときだけでなく、ささいな違反の方が本人には自覚しにくく大きな学びを得られることが多い ・大切な事はリーダーだけでなく、メンバーたちが建設的な学びの機会を無駄にしないこと
まとめ
改めて読んで、理想(もっと望ましい状態や自分を追い求める)のチームプレーヤーが集まったチームを作る事の難しさ、楽しさを感じつつ、
そのためにまずは自身が目指している事、軸にしている事を周りに伝え、適宜フィードバックを通して、継続していかなくてはいけない事と理解できた。
理解が進んだのは前回読んでから1年半くらい経過し、その間のマネジメントで実体験しているからという事もある。
文中では「リマインド」と表現していたが、何度も何度も言葉を相手に伝えていかないと行けないし、そこを諦める端折る事はせず向き合っていく事が重要と再認識できた事が今回の再読での一番のメリットだ。
組織づくりは簡単ではないし、すぐに効果が出るものでもない。
今回は前半のストーリー(寓話)を読み飛ばして後半から読み進めた。
読みながらマインドマップにメモをとっていたので、ここにメモを残しておく。
次回読むときには、また新たな気付きがあると思うのでスナップショットとして残しておく。